誰かの役に立てるという意義。チームの目的は付加価値を求めること
Aireedsではチーム内だけでなく、外部への情報発信にも力を入れています。
元々私が個人ブログで攻略記事などを書いたり、配信をしていたことがきっかけになっていますが、今ではチームメンバーの多くが攻略模様のゲーム配信を行っており、その活動風景はVC音声入りで公開されています。
また、チーム活動の内容を基にしたレイドの攻略記事や解説動画などの作成も行っています。
もちろん自分のプレイを見返すことでギミックを把握したり思い出を記録していくという意味もありますが、大きな狙いは別にあります。それは「誰かの役に立つこと」をしようという試みです。
私たちが練習したときに理解し辛かったことや、難しかったと感じたことをできるだけ分かりやすく解説したりどういう練習をしたら突破できたのかという過程を発信することで、それが誰かの役に立てるとしたら……?
例えわずかな人であっても少しでもヒントになったり理解の助けになれたなら、その瞬間に私たちの活動には単に自分たちのクリアのためという枠を超えて、新たな意義が生まれたことになるのです。
自分たちがFF14を最高に楽しくプレイして色んなことを学び、その過程や結果が誰かの役に立つとしたらこんなに素晴らしいことはありません!
理想論に聞こえるかもしれませんが、ファンタジーの世界で理想を追い求めずしてどうするのでしょう。MMOの楽しさの本質は情報の共有や協力という点にあるのです。
今の世の中は昔よりも情報が得やすく、また発信しやすい環境が整っています。結果的にどの攻略法が優れているだとか主流になるだとかはユーザー全体の総意により自然と定まっていくものです。ですからまずは「私たちはこうやっていたよ」と発信することが重要ではないでしょうか。
小さな視点で見れば「8人で協力してクリアするゲーム」ですが、大きな視点で見れば不定形であっても「8人のチームがたくさん協力し合っている」わけです。これがMMOの面白いところです。
このような「はっきりとはしないが大きな流れ」に、積極的に乗っていこうという目的のために「Aireeds」というチームを立ち上げました。
このWebサイトもそうした情報発信の一環として作りました。FF14のファンサイトとしての意味もありますが、今後メンバーたちの個性をより大きく表現するための土壌となってくれるでしょう。レイド攻略チーム単位でホームページを持つ例はあまりないようですが、常に新しいことにチャレンジしていくというのも私の方針です。
ゲームの遊び方にどのような付加価値を付けられるかは自分次第だと思います。それを模索、探求していくのが「Aireeds」の大きな目的なのです。