Aireedsへようこそ!

はじめまして。FF14のManaDCで「楽しく笑いながらプレイする」をモットーに活動するレイドチーム「Aireeds(エアリーズ)」のWebサイトへようこそ!

チームのリーダーを務めるPapy Ruth(パピルス)です。

ここでは今までの私の軌跡を辿りながら、なぜAireedsというレイド攻略チームを立ち上げようと思ったのか、どんなことをしていくのかということを踏まえてチームについてのことを紹介していきます。

立ち上げまでの経緯を含むリーダーの昔話

冒頭から私の昔話をして恐縮です。

私は新生FF14はcβからプレイしていて、レイドも「大迷宮バハムート」からプレイしています。難しいコンテンツではありましたが、マクロを駆使したりして攻略法を伝達しクリアすることができましたから私は固定は組まずに野良主催というスタンスでプレイしてきましたが、初めてメンバーが同じ人でないと難しいという状況に直面したのが「機工城アレキサンダー零式:起動編」でした。

実装当時あまりに難しかったため、運営の発表時点で3層クリア者が世界中で292人、4層が0人というとんでもないコンテンツだったのです。

このときは正式な固定とは呼べない暫定的な集団での活動でしたが、私がチームリーダーとしてメンバーをまとめて最後までクリアしました。

余談ですがこのとき率いたチームも292人の中に入ることができたので今でもそのメンバーたちとはネタとして使っています。このことは私が自分のプレイ方針やチームのまとめ方に自信を持てたきっかけでもありました。

その後は生活環境の変化などもあり、しばらく休止していましたが4.0紅蓮編から復帰。パッチ4.1で「絶バハムート」というものが実装されましたが、プレイヤーは皆初めて経験する「絶」というコンテンツに翻弄され、周りを見ても今まで仲良し固定を標榜してきたところがどんどん空中分解していきました。

仲が良い固定、楽しい固定というのが私は大好きで、フレンドたちがそういう固定に所属しているのを見て羨ましさを感じていた矢先、その現状を目の当たりにしていかに「高難易度コンテンツのクリアと楽しさの両立」が難しいのかを知ったのです。

でもそれは不可能なことなのでしょうか。楽しく笑いながらプレイして、そのまま笑ってクリアすることだってできるはずです。しかし、中々そういう固定の募集はありませんでした。

自分の望むものが見つからないならば、自分で作るしかありません。このときから私の目標が確固たるものになり、自分がリーダーとしてそういう固定を作ろうと決意しました。

結果として絶バハムートは固定として機能するまでにはメンバー集めに時間がかかりましたが、無事実装パッチ内でクリアできました。

VCを導入したり、スケジュールを管理したり、固定の本格的な運用を学ぶことができましたから、ある意味絶バハムートはAireedsの原点ともいえるでしょう。

その後は「絶アルテマ」→「アルファ零式」→「エデン覚醒編」→「絶アレキ」と、環境変化によるメンバーの入れ替わりなどもありましたが、いずれも「楽しく笑いながらプレイする」というモットーを貫いてきました。

その間私もずっと固定リーダーをやってきたことで多くのことを学びましたし、絶アレキではメンバーが10人という交代制の珍しいチーム運用なども行って貴重な経験をすることができました。

もちろんゲーム自体も楽しいのですが、こうしてみると私にとってはゲームのコンテンツをクリアすること以上に「チームを作ってそこで何かを成す」ということが面白かったのかもしれません。

さて、ここまでくるとさらに欲が出てしまうものです。チームとして自分たちがゲームコンテンツをクリアすることはもちろん「クリア以上の何らかの価値」が欲しいと思うようになったのです。

ただ、今までは新しい零式や絶が実装されるたびに固定メンバーを募集する形式をとっていたのですが、これだと一貫したコンセプトで何かをするのは少々難がありました。

過去の絶シリーズ3作は、

  • 絶バハムート:ANTHOS(アンサス)
  • 絶アルテマ:Hanamizuki(ハナミズキ)
  • 絶アレキサンダー:SUIREN(スイレン)

という異なるチーム名を使っており、いずれも花に因んだものでメッセージ性を持たせていました。

このトリロジーを経てたくさんの経験を積むことができましたから、そこで学んできたことの集大成として新しいチームを発足しようと考えたのです。

レイドチームAireedsの理念

そうした思いを背負って生まれたのが「Aireeds」というチームです。

FF14には様々なバトルコンテンツがありますがメインはやはり8人PTで協力しながら挑むレイドでしょうし、零式や絶、難しいほどクリアしたときの達成感や喜びは大きいものですよね。

野良でも固定でも、人によってプレイスタイルは色々あると思いますが、私たちは「楽しく笑いながらプレイする」を1番の目標に掲げています。「ゲームなのだから楽しく遊んで当たり前だ」と思うでしょうか?実にその通りだと思います。

しかし、前述したようにたった1人のミスが全員即死に繋がる高難易度レイドでそれを実践するのが中々難しいということはレイド熟練者ほど理解されているはずです。

この「当たり前だけれど難しい」ことをメンバー全員で追及し、お互いに多くのことを学んでいこうという理念のもとにチームは運用されています。

ではどうしてここまで「楽しく」にこだわるのか。それは、私の持論なのですがどんなことであっても人間楽しくやっているときがその人の最大パフォーマンスを発揮できると思っているからです。

誰でもそうだと思いますが、暴言が飛び交う殺伐としたPTでプレイしたくはありませんし、それで萎縮してしまった状態で人の個性や能力は発揮できないでしょう。

私はメンバー全員が自分にできる精一杯の努力をし最善を尽くすことでチームに余裕が生まれ、そこにこそ楽しい雰囲気ができるものと考えています。誰かにおんぶに抱っこでは実現することはできません。全員で作り上げるものです。

たかがゲームだろうと仰る方もいるでしょう。

しかし動いているプレイヤーキャラを操作しているのは画面の向こうにいるそれぞれ個性をもった人間なのです。

何でもそうですが、異なる感性をもった人たちが集まって共に活動していくことで様々な知見が得られますし、それが自分の選択肢や行動の幅を広げてくれるものですからゲームであってもそうした繋がりは大切にしなければなりません。

それにお仕事で疲れて帰ってきて限られたプライベートな時間をこのFF14というゲームに投じるのですから、楽しくプレイできれば精神的にも充足した時間を過ごせますし、ゲームのコンテンツをクリアしたという実績以上の「何か」を得て欲しいと願っているからです。

誰かの役に立てるという意義。チームの目的は付加価値を求めること

Aireedsではチーム内だけでなく、外部への情報発信にも力を入れています。

元々私が個人ブログで攻略記事などを書いたり、配信をしていたことがきっかけになっていますが、今ではチームメンバーの多くが攻略模様のゲーム配信を行っており、その活動風景はVC音声入りで公開されています。

また、チーム活動の内容を基にしたレイドの攻略記事や解説動画などの作成も行っています。

もちろん自分のプレイを見返すことでギミックを把握したり思い出を記録していくという意味もありますが、大きな狙いは別にあります。それは「誰かの役に立つこと」をしようという試みです。

私たちが練習したときに理解し辛かったことや、難しかったと感じたことをできるだけ分かりやすく解説したりどういう練習をしたら突破できたのかという過程を発信することで、それが誰かの役に立てるとしたら……?

例えわずかな人であっても少しでもヒントになったり理解の助けになれたなら、その瞬間に私たちの活動には単に自分たちのクリアのためという枠を超えて、新たな意義が生まれたことになるのです。

自分たちがFF14を最高に楽しくプレイして色んなことを学び、その過程や結果が誰かの役に立つとしたらこんなに素晴らしいことはありません!

理想論に聞こえるかもしれませんが、ファンタジーの世界で理想を追い求めずしてどうするのでしょう。MMOの楽しさの本質は情報の共有や協力という点にあるのです。

今の世の中は昔よりも情報が得やすく、また発信しやすい環境が整っています。結果的にどの攻略法が優れているだとか主流になるだとかはユーザー全体の総意により自然と定まっていくものです。ですからまずは「私たちはこうやっていたよ」と発信することが重要ではないでしょうか。

小さな視点で見れば「8人で協力してクリアするゲーム」ですが、大きな視点で見れば不定形であっても「8人のチームがたくさん協力し合っている」わけです。これがMMOの面白いところです。

このような「はっきりとはしないが大きな流れ」に、積極的に乗っていこうという目的のために「Aireeds」というチームを立ち上げました。

このWebサイトもそうした情報発信の一環として作りました。FF14のファンサイトとしての意味もありますが、今後メンバーたちの個性をより大きく表現するための土壌となってくれるでしょう。レイド攻略チーム単位でホームページを持つ例はあまりないようですが、常に新しいことにチャレンジしていくというのも私の方針です。

ゲームの遊び方にどのような付加価値を付けられるかは自分次第だと思います。それを模索、探求していくのが「Aireeds」の大きな目的なのです。